棚卸し

TAKUYA

25 June 2024

今日はすこし、自分が思っていることを棚卸ししておこうと思う。私の生涯は孤独との闘いだとおもっていた。ずっと孤独感が続くんだとおもっていたが、今日は妙に幸せな気持ちが続くように思えた。このような気持ちがずっと続いてくれるのならば、これ以上に喜ばしいことはない。だがこの気持ちもきっとはかないものなのだろう。だからせめて、ここに文字にして今の気持ちを残しておきたい、そう思った。

なぜこのような多幸感が自分の中をかけめぐるのか、そのわけはわからない。しかし、これは物質的なものから得られるような次元のものではない。ここで何度も繰り返して言っている、創作する気持ちが源泉なのだろうか。それはわからない。そもそも未だ何も作り上げていない。中々打ち込むことができない自分に対していらだちを覚えていた。だからこの幸福感は創作活動とは矛盾してしまう。

白昼夢やってきたものだろうか。こういうときもあるのだろう。だからいつまでも自分は苦しみ続けるなんていう悲しい考えはするべきではないのかもしれない。しかし、生きるということが辛いという考えからは、なかなか離れることができない。昔にくらべたらマイルドになってきたが、自分の根本は苦しみとの戦いなのだと思う。

仕事の帰り道、古本屋でフォークナーの小説の原書がおいてあったので購入した。ドストエフスキーやバージニアウルフの影響を受けたアメリカの小説家ということなので、前から興味があった。今読んでる小説を読み終えたら、楽しんでみようと思う。主人公がちょうど自分と同じ年なので、重ねながらよんでみたい。

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